2009/12/29

ひさびさの投稿です。

(*sorry this diary only japanese)
現在バンコクで語学研修中です。

タイ語は、一度2006年に学んだので日常会話はできますが、何かを少し専門的に調べようとなるとどうにも詰まってしまっていました。私の場合は、その土 地にある特殊な風習や人との会話がヒントになる場合が多く、そのようなものの答えは、日本のようにインターネットで検索すれば大抵出ていたり、大きな本屋 に行けば、一冊くらいは専門書が見つかるといった事情とは、少し異なるようです。機会あるたびに、いろんな人に聞いて、聞いて、たまたまその分野の知識を 持っている人に出会うと聞きだせるといった具合です。少しでも、多くの情報を手に入れるためにも、また日本とは異なる社会構成を理解し無知であ るがゆえに表現の幅を狭めてしまう可能性を低くするためにもタイ語は必要と判断し、勉強を続けています。

落ち着いたら英語も勉強しなおすつもりです。
(2010年2月10日 長くて暑苦しい文章を短く修正しました。)

2009/08/20

ラオス(ビィエンチャン)のアートと街と食-1

(*sorry this diary only japanese)
後日、タイ語アップします。
12月28日に情報を追加記入しました。

今、まさに開始瞬間といった印象のラオス(ラオス人民共和国)のアート現場を少しだけリポートします。
今まで、ヨーロッパ、特に歴史的にフランスとの接点が多いので(1893年
にフランスの保護国となり仏領インドシナ連邦に編入、1949年、フランス連合内のラオス王国として名目上独立。その後1953年10月22日、フランス・ラオス条約により完全独立を達成した。)、訪ねた先々でフランスにより、ほんの少しの芸術のが支援されてきたように感じました。今ラオスのアート現場では、ラオスの若者たちが自分たちの手で現場を作りはじめ、少しづつ近隣アジア国との関わりも深くなりはじめたようです。














ビェンチャンの街角1


M GALLERY










このMギャラリーのオーナーはシンガポール人だそう、ラオスの若いアーティストの間で、このギャラリーで展示することがひとつの目標となっているようでした。取り扱い作品は、コンテンポラリーアート・ペインティングだそうです。タイからアーティストが売り込みにくることもあるそうで、タイアーティストの展覧会もしばしば行っているようです。しっかり作られたカタログを頂ました。
(タイとラオスは隣国同士で陸路で通過できる国境は現在7箇所、気軽に往来できる関係です。歴史的な部分を考えれば当然かもしれませんが、言葉もタイのイサーン地方の方言に似ており、通常タイ語が通じます。)


Lao Fine Artists’ Association Exhibition Halls















現在、National Faculty of Fine Artsの旧校舎がLao Fine Artists’ Association Exhibition Hallsという名称で展示スペースとなっているそうです。National Faculty of Fine Artsの教育課程は少し複雑で大学でなく「サターバン」という括りで呼ばれています。この言葉は、タイ語にもあります。タイ語のサターバンは、大学・研究所・寺院・病院などの公共施設を示し、英語のinstitutionの訳語として作られました。日本でいう専門学校をサターバンと呼んでいたケースも多いですが、タイでは近年、その多くが大学として名称変更しているようです。
ラオスのNational Faculty of Fine Artsは、2002年に改定され、学士号の取得が可能になったそうです。ハイスクール課程の3年を修了し、さらに5年勉強すると学士が与えられると学生さんが説明してくれました。学費は、1年でタイのお金で約2万バーツ(日本円で6万円程)だそうで、ラオスでアートを学ぶ唯一の機関のようです。

























学生たちの展覧会直前でした。設置が終わりパーティを催していました。日本からですか?どうですか?ご一緒しませんか?と丁寧なタイ語でお誘い受けました。

ラオス(ビィエンチャン)のアートと街と食-2

(*sorry this diary only japanese)

5 Arts Gallery
































National Faculty of Fine Artsの2002年の改定後、初の卒業生有志5人(今から2年前に卒業)でお金を出し合って作ったギャラリー、設立は、約1年前でラオスで最初のラオス人によるギャラリーだそうです。(写真右が代表の1人であるSouliya Poumivongさん)本来は、コンテンポラリー・アートを扱いたいそうですが、なんせラオスではギャラリー事態、理解されない状況、まずはラオス人にアートやギャラリーの存在について知ってもらうことを大切にしていきたいそうです。取り扱いは、平面絵画。お話したオーナーの奥さん(といってもすごく若い)がMギャラリーのスタッフです。










5 Art Galleryの向かいのレストランで食べたラオス料理。ラオス料理は、タイのイサーン料理ににていますが、タイのイサーン料理ほど辛くありません。素材の味がしっかりして、とてもおいいしいです。



LAO TEXTILE






















Lao Textile では、ラオスに古くからある西洋風建物の一階で染色織物の販売をしています。裏手にある工房で制作課程を見ることができます。
織り技法は、ラオス伝統の技法のようですが染料は、全て化学染料を使用しているとのことでした。オーナーはラオス人ではなく西洋人のようでした。

ラオス(ビィエンチャン)のアートと街と食-3

(*sorry this diary only japanese)







ビェンチャンの街角2


Centre de Langue française
(http://www.centredelangue.org/)
フランスの機関です。
おそらく、タイでいうアリアンセフランセ、日本でいう日仏学院でしょう。 
残念ながら、私はフランス語もラオス語も読めません。














語学クラス、他、写真のワークショップなども開催されるようです。
広い階段の踊り場で写真の展覧会が開催されていたので昼食がてら覘かせていただきました。












図書館も









中庭のテラスにあるレストランも素敵です。

ラオスは、うまいの巻。

(*sorry this diary only japanese)
















ビィエンチャンの街角3

「食」は、ラオスで楽しみなことのひとつ。
タイ料理もそれは、それでおいしいのですが、ラオスには、タイには無い楽しさがあるのです。
それは、西洋との融合。フュージョンですね、フュージョン。
私は、このフュージョンとやらものがどうやら大好きなようなのです。









代表格が、このフランスパンのサンドイッチバケットです。
外は、フランス、中はラオス。
まず、オリジナルを注文すると、店のおにいさんがフランスパンをふたつに切って炭火の網の上に放り投げます。両面をじっくり焼き上げたら内側にラオス産の豚のパテをたっぷり塗り、焼き豚やら香草のつまったハムを詰め込みます。ハムと言っても、西洋のハムとは異なる、タイでいうムーヨーです。ムーヨーは、ハムより小さめで色は白く、歯ごたえがあります。そこに、トマトケチャップ、ナンプラー、パクチーを放り入れて出来上がりです。マヨネーズも入れたかな?
ベトナムのそれよりやってくれたな感があるのは、私だけでしょうか。
コーヒーの底に沈んだ練乳を少しづつ溶かしながら、この融合アリだろうか不安をかかえつつ一口、ウマイ!とコーヒーをひとくち、ふたくち、さらにがぶりとバケットに挑む、、朝の最高な一時です。










街の建物もフュージョン。
以前、3年ほど前に訪ねた時は、道はすべて土だったのに、ビィエンチャンの中心部は、ほぼ舗装されていました。全てアスファルトではなく、部分的にレンガや石畳が敷かれているのが救いでした。









豚のパテもそうですが、様々な料理の揃うバンコクでも未だに出会ったっことがないのが、リキュールを加えたケーキです。チョコレートとオレンジの皮とオレンジリキュールが最高のマッチングでした。

それと、確実にうまいのが、タイでは滅多に出会えない外側パリパリのソーセージ。
中は、アジアの香草がこれでもかと詰まっていました。ナムチム(たれ)は、店によって違うようでそれぞれおいしかったです。












伝統はどなるんだ!という人も一度お試しください。

ホンさん、ごちそうさま。
(いつも、こんな贅沢はしていません。)

2009/07/28

website relaunch

We have re-opened our website.
レンコン組合 rencon-kumiai
http://www.renconart.info/

レンコン組合のウェブサイトをリニューアルしました。

2009/07/23

pool

公開が楽しみです。
この映画は、私たちがとてもよくして頂いている施設と親友のイラストレーターのお家(今は引っ越してしまいました)が撮影現場となったそうです。
なので内容はもちろんですが、見慣れた風景がどんな風に登場するのかひさしぶりにワクワク、、しています。
http://pool-movie.com/
、、、心配なのは、タイにいたら見れないではないだろうか。。。ということです。 公開してほしいなぁ。

ภาพยนตร์เรื่องนี้ถ่ายทำที่เชียงใหม่คะ
แต่ไม่ใช่หนังไทยนะคะ เป็นหนังญี่ปุ่นคะ
เราตื่นเต้นมากและดีใจที่ภาพยนตร์เรื่องนี้จะออกฉายเพราะว่าเราชอบผู้กำกับและดาราในเรื่องนี้ แต่ก็ไม่ใช่ว่าอย่างนี้เท่านั้น จริงจริงแล้วภาพยนตร์เรื่องนี้ก็ถ่ายทำที่บ้านเพื่อนของเราด้วยคะ น่าดูมากๆเลย
http://pool-movie.com/
...แต่ ไม่รู้ว่าจะออกฉายในโรงภาพยนตร์ที่ไทยหรือเปล่า...
อยากจะดูที่ไทยด้วยนะ

2009/07/21

やりたいこと と やれること

                     早朝5時のバンコクガエル

やりたいことが山のようにありますが、タイで何かを形にするには、1に英語2にタイ語と実力ともに語学力も必要となります。そうですよね、何事もコミュニケーションが成り立たなければ成立しませんものね。これからは、今まで以上にひとつひとつの活動を慎重かつ丁寧にすすめていきたいと感じています。今は、はやる気持ちを抑えて語学研修を中心とした生活の中で、ここバンコクで制作できる作品をつくる、そんな日々を過ごしております。毎日大学に行かなくてはならないので、今年度の作品は、ウェブ上で公開します。
* * *
ホンさんは、というと自分の会社を故郷で立ち上げる起業の準備に勤しんでおります。月曜日~土曜日まで仕事し(タイはのんびりしているように思われますが、休みは週一です。)、日曜日は朝から夕方まで専門学校に通っています。起業するには、色んなことを勉強しなければならないようです。合間をぬって、ウェブサイトの制作をしてくれています(遅れていて申し訳ありません)。レンコン組合のプロジェクト活動は、ホンさんの起業がひと段落してからの2011年頃からになると思いますが、今後ともどうぞよろしくお願いします。
私も、それまでソロ活動に専念していきます。
PS.サイトもうすぐ完成します。

2009/07/11

ビザ

タイに滞在中です。





以前では考えられないほど、ビザ取得が簡単です。
世界的な不況と空港閉鎖やらバンコク市内でのデモによる影響で観光客の減少、駐在員の帰国などが重なり、厳しい状況が続いているようです。そこで、今年6月までだった観光ビザ無料化が来年3月まで延長されることになりました。又、1週間4時間ほどの学習で学校に通うのでもED(学業・研修)ビザが簡単に取れる様子。1ヶ月100時間の学習・研修でEDビザを取得する私は、申請料2000B(6000円)に加え、2ヶ月毎に更新手数料で1900B(5700円)取られます。しかし、一時は追い出しをかけた目的のない滞在者、いわゆる外篭りさんたちや観光ビザで就労する日本人の違法就労者がビザ無料の恩恵を受けられる、、不条理ではないかい??違うかい??目的のあるノン・イミグラント、特に学費が高くお金に厳しいEDビザ取得者を救って欲しかったわ、と独断ですが、そう思ってしまいます。

写真:朝の屋台 右:カラフルなお菓子
左 カフェボラーン ボラーンは"昔の、古代の"という意味 昔ながらのコーヒーといったところ、タイには、スターバックスなどのチェーン店からおしゃれなカフェまで様々ありますが、この昔ながらのコヒー屋台は、布フィルターで入れ練乳と砂糖をたっぷりガラスのコップに注いでくれます。初めて飲んだ時は、鼻血が出そうになりましたがお砂糖入れないでなどの注文もできるようになってからは、涼しい早朝は、こちらのカフェのが落ち着きます。
町には、朝、昼、夜と時間帯によって違う屋台が顔を見せます。市民の生活は、以前と変わらずエネルギッシュで、どこか長閑です。

2009/07/03

Sweet with Mr.Fan:Yuree Kensaku@100Tonson Gallery

わたしたちの大切なお友達ユリーちゃんの展覧会がはじまりました。














Opening Days: 2 July-23 August 2009
Opening Hours:11a.m-7p.m(Thursday-Sunday)
venue: 100Tonson Gallery
Address:100 Soi Tonson,Ploenchit Rd.,Lumpini, Pathumwan, Bangkok, Thailand 10330
Access:Walking distance from Chidlom BTS Station Additional parking available at Tonson Building














↑オープニングには、たくさんの人が集まっていました。

以下転載-
Dear Friends,

100 Tonson Gallery cordially invites you to two special events at 100 Tonson Gallery on Thursday, July 2nd, 2009 at 7 pm.
After the latest solo show 4 years ago at 100 Tonson Gallery, Yuree Kensaku is back with the latest work in her solo exhibition “Sweet with Mr. Fan”.
Known for her distinguished style, Yuree often employs the use of quirky cartoon-like characters and bright colors to convey her thoughts. Focusing on the theme of environmental issues, Yuree voices her concerns regarding the changes in natural surroundings through her body of works. Sweet with Mr. Fan intends to raise the global-warming awareness among viewers. Her works is part of the collection of Yokohama Art Museum and many collectors worldwide. She has exhibited solo in Japan , China and most recently in Taiwan .
In this occasion, Royal Méridien's Plaza Athénée hotel and 100 Tonson Gallery will announce an exciting partnership for the UNLOCK ART™ Programme. The global-wide programme is specially designed for Le Méridien hotel guests, encouraging them to explore the culture of the destination. As one of the leading contemporary art galleries in Bangkok, 100 Tonson Gallery recognizes the potential of contemporary art and aims to capture the current directions of the rapidly developing visual culture. 100 Tonson Gallery is thrilled and honored to be a part of such innovative programme under the curatorial direction of Global Artistic Director Jerome Sans.

The UNLOCK ART™ Programme announcement as well as Sweet with Mr. Fan’s opening event will be followed by cocktail reception, provided by Royal Méridien's Plaza Athénée hotel on July 2nd, 2009 at 100 Tonson Gallery from 7 pm onwards.

The exhibition will be on view from July 2nd to August 23rd, 2009

For more information, please feel free to contact us at info#100tonsongallery.com or +66 2684 1527.


Best Regards,
100 Tonson Gallery
Bangkok Thailand

2009/07/01

BKK-dog etc...













現在"BKK犬(ビーケーケーケン)"を制作中です。
去年、少し発表する機会がありましたが、映像に関しては、制作期間が実質15時間という脅威の短さでしたので、サンプルイメージ映像のようなものしかできませんでした。今年度内は、展示やプロジェクトの予定を入れていませんので勉強と来年以降の準備の合間に、アニメーションづくりに取り掛かろうと思っています。
この"BKK犬"ともう一作、ラフスケッチを済ませた"Banana"という作品があります。
どちらもバンコクを舞台に、社会を反映した作品です。

2009/06/30

Bangkok Art Map 2002












どこからともなく、2002年のバンコクのアートマップが出てきました。2009年現在、このマップは役立たずです。ここバンコクでは、いろんなものが日々生まれては消え、またいつの間にか生まれ、変化しつづけているのです。

2009/06/26

アートスペース無くなりました。

国際交流基金バンコク日本文化センター内にあったアートスペース(展示室)が無くなったようです。
今後は、外部のギャラリーや美術関係者と連携・交流しながら展示を行っていくそうと記載されています。
http://www.daco.co.th/item/6428

2009/06/17

ベトナム ホーチミン(サイゴン)のアートと町:1

(*sorry this diary only japanese)
ベトナム ホーチミン(サイゴン)に行ってきました。バンコクからサイゴンまでは、AirAsiaを利用しました。AirAsiaは、格安の航空会社で主にアジア圏内をカバーしています。バンコクーホーチミン間の価格は、メンバーで1人一万円程、所要時間は一時間半程です。

用事があったので、町を廻れるのは一日半でしたが、小さな町なので充分でした。

まず、美術博物館(入場1US$)へ。
ここは、チャンバ時代の石造から現代美術までカバーしているようなのですが、入り口を入ると、陳松(ジュントム)くん(ちゃん?)という日本語を話すおかまちゃんが勝手にガイドをしはじめました。
ガイド料は請求されませんでしたが、木魚の展示前でこの名前と漢字を教えて欲しいと言われ、教えてあげました。ジュントムちゃんの案内は、ユーモアがあって楽しかったのですが、案内しながら油絵であっても木彫であっても漆絵であってもベタベタとさわりまくります。観光客がぼちぼち入ってきますが、電気を付け忘れている展示室も多く、、少し心配になりました。

現代美術の作品は、ほぼ平面の絵画で2階正面にあったTA QUANG BAO(ター ウェン バオ:1941)という作家の彫刻Tam Liah(The Spirit)116x85cm 1991年の作品が、ある意味で気になったのでドンコイ道りで見つけたARTBOOKというお店で、戦後から現在までの作家を紹介した画集で調べてみました。このお店には、建築、インテリア、デザイン、アート、ファッション、写真、彫刻などの書籍が多く置かれていますが、ほとんど海外の書籍でベトナム発行のものは、ほんの数冊のように思われました。

私は、ここでHans kempの写真集「BIKES OF BURDEN」を購入しました。香港発行の写真集ですがVietnam on a bikeというサブタイトルでベトナムの人がバイクであんなものも、こんなものも運んでしまっている様子の写真が150点連なっています。
日本のどこかの本屋さんで見かけた気もしますが、箱入りで立派だったので購入を決意しました。 US30$でした。


写真)左上:町中の露天にて  左中央:美術博物館  右:ドンコイ道りの本屋「ARTBOOK」 下:写真集「BIKE of BURDEN」

ベトナム ホーチミン(サイゴン)のアートと町:2

(*sorry this diary only japanese)
街中には、お土産用の絵を売るお店が溢れかえっています。ある道り(Nguyen Hue道りだったかな?)なんかは、並んでいるお店のほとんど全てがお土産絵画を売る店舗でした。
←こんな感じの店舗が数えられないほど存在します。
                           
夕方少し涼しくなってから、中央郵便局から市中心地とは反対方向へ廻って散歩していると、ガラス張りのきれいなコマーシャルギャラリーを4件ほど見かけましたが、オリジナリティは高いですがこちらも平面絵画のみの取り扱いとなっていました。

翌日やはり、ベトナムのアートの現場が見て見たいと思い渡航前に確認しておいた一軒、つい最近まで企画展の案内のあったGALERIE QUYNHに行ってみることにしました。GALERIE QUYNHは、最近観光客用のミニホテルやお土産屋さん、おしゃれなカフェの立ち並びはじめたでDe Tham道りにあるとのことでどんな洒落たギャラリーなんだろうと思っていたのですが、Tran Hung Dao 道りを超え、Co Bag道りも超えたそこには、ベトナムの庶民の生活が広がっていました。ここに来てはじめて、日本語のしつこい押売りやバイクのクラクションから開放されました。
道端に座りこんで、あんなものもこんなものも売っています。














                                            
で、
肝心のギャラリーは、というとシャッターの前にどっしり座り込むおばちゃんが、、しかも何やら難しい顔でお金を数えています。すごくおしゃれなウェブサイトからイメージした景色とはかけ離れており、ある意味、すごい現実を見てしまった気がします。。。

写真)左上:町に溢れるお土産用の絵画専門販売展 中:Co Bag道りを超えた Detam道りに広がる露天商 下:GALERIE QUYNHの正面 小さなタウンハウスなので見逃しやすいです。私は、ちょうど展示と展示の間にあたってしまったのですが、サイトを見ると、次々と精力的に企画展示が行われています。次回は、展示期間に訪ねられればと思います。

ベトナム ホーチミン(サイゴン)のアートと町:3

(*sorry this diary only japanese)
GALLERY QUYNHのある通りから少し脇に入った道にあったフォーのお店も、町でチェーン展開をするフォー24よりも断然おいしかったです。
少し見える水色のペットボトルは、炭酸入りポカリスエットといった感じで、とても不思議な飲み物でした。
よくみかけるフランスパンのサンドイッチもここのものは、焼き豚を薄く切ったものを挟むのではなく、その場で揚げた魚のすり身を挟んでくれるもので、ピリッと利いたスパイシーソースとよく絡みとても美味でした。おすすめします。


その後は、Tran Hung Dao道りを超えてGOGMA VIET NAMへ、本来は、Ton That Thiep道りにあるフランス人デザイナーによるポップでキッチュなアクセサリー、インテリア、キッチン雑貨とベトナム人アーティストによるプロパガンダアートギャラリーがあるというサイゴン・キッチに行きたかったのですが、存在しなかったので経営が同じこの店に来てみたのです。が、サイゴン・キッチで扱っていたと思われる商品が数点置かれているだけでした。

中から埃を掃って、プロパガンダアートの作品集 を購入しました。 40US$でした。

ちなみにお店があるはずの場所に今あるブティックの店員さんにサイゴン・キッチはどこ?と聞いたら、↓を紹介されました。私が行きたかったのは、Saigon Kitschで↓は、Saigon Kich、、映画館か何かのようです。
翌朝、私の好物の蓮の実を売るおばちゃんに出会いました。
よく見ると足の指がお財布になっています?
私が調べた情報は、主に2008年のものだったのですが、ベトナムのアートスペースやショップは、移り変りが早い印象を受けました。タイもそうですが、外貨の影響を強く受ける観光産業がメインの東南アジア諸国は、今年は特に世界経済の悪影響が反映したのかもしれません。先を見据えれば、変化の年と言えるのではないかとも感じています。今後、新たな動きがあったら、また行ってみたいなと思います。又、シンガポールやマレーシア、フィリピン、ラオスといった国々も視野に入れていきたいと感じています。
写真)左上:ベトナムの麺料理フォー 中央2:フランスパンのサンドイッチ屋台 中央3:プロパガンダアートの作品集 左4:Saigon Kich(映画館?) 下:蓮の実売りの露天商