(*sorry this diary only japanese)
後日、タイ語アップします。
12月28日に情報を追加記入しました。
今、まさに開始瞬間といった印象のラオス(ラオス人民共和国)のアート現場を少しだけリポートします。
今まで、ヨーロッパ、特に歴史的にフランスとの接点が多いので(1893年にフランスの保護国となり仏領インドシナ連邦に編入、1949年、フランス連合内のラオス王国として名目上独立。その後1953年10月22日、フランス・ラオス条約により完全独立を達成した。)、訪ねた先々でフランスにより、ほんの少しの芸術のが支援されてきたように感じました。今ラオスのアート現場では、ラオスの若者たちが自分たちの手で現場を作りはじめ、少しづつ近隣アジア国との関わりも深くなりはじめたようです。
ビェンチャンの街角1
M GALLERY
このMギャラリーのオーナーはシンガポール人だそう、ラオスの若いアーティストの間で、このギャラリーで展示することがひとつの目標となっているようでした。取り扱い作品は、コンテンポラリーアート・ペインティングだそうです。タイからアーティストが売り込みにくることもあるそうで、タイアーティストの展覧会もしばしば行っているようです。しっかり作られたカタログを頂ました。
(タイとラオスは隣国同士で陸路で通過できる国境は現在7箇所、気軽に往来できる関係です。歴史的な部分を考えれば当然かもしれませんが、言葉もタイのイサーン地方の方言に似ており、通常タイ語が通じます。)
Lao Fine Artists’ Association Exhibition Halls
現在、National Faculty of Fine Artsの旧校舎がLao Fine Artists’ Association Exhibition Hallsという名称で展示スペースとなっているそうです。National Faculty of Fine Artsの教育課程は少し複雑で大学でなく「サターバン」という括りで呼ばれています。この言葉は、タイ語にもあります。タイ語のサターバンは、大学・研究所・寺院・病院などの公共施設を示し、英語のinstitutionの訳語として作られました。日本でいう専門学校をサターバンと呼んでいたケースも多いですが、タイでは近年、その多くが大学として名称変更しているようです。
ラオスのNational Faculty of Fine Artsは、2002年に改定され、学士号の取得が可能になったそうです。ハイスクール課程の3年を修了し、さらに5年勉強すると学士が与えられると学生さんが説明してくれました。学費は、1年でタイのお金で約2万バーツ(日本円で6万円程)だそうで、ラオスでアートを学ぶ唯一の機関のようです。
学生たちの展覧会直前でした。設置が終わりパーティを催していました。日本からですか?どうですか?ご一緒しませんか?と丁寧なタイ語でお誘い受けました。