2011/04/17

新しい年。

4月13・14・15日は、タイのお正月ソンクラーン、水掛け祭りと言えば聞いたことのある方も多いのではないでしょうか。家に同居している親戚の中で一番年上のおばぁさん87歳に挨拶をしにお会いしたことのない遠い親戚の方々まで次から次へと訪れました。この期間、子どもたちは、水鉄砲で水を掛け合いビニール製のプールに飛び込んで遊び、大人たちは、力を合わせてわいわいと新年のお菓子「カノンジョォク(チェンマイ弁)・カノンティアン(標準語)」作りに追われました。お菓子は、お寺に奉納したり訪れた人々に振舞われたりしました。
カノンジョォク(チェンマイ弁)

中には、餅粉を練ったものにバイトゥーイを練りこんだ緑のお餅の生地中にココナッツを入れて丸めたものと、白いお餅の生地にひよこ豆の餡子をつめたものの2種類が作られました。
手順は、次のような感じです。
バナナの葉をきれいに洗い
乾いた布でふき取り、雫型
に切り取ります。
溶かした豚の油をバナナの
葉で作ったハケで塗ってい
きます。















餅粉を練った生地に餡をつめます。
葉を丸め中に餡を入れます。

指で軽く押し潰し





下の面から折りたたみ



















最後の面を下に折込み












蒸して完成です。

そして、もうひとつおめでたいニュースがあります。
猫のトゥンタオお母さんが、4月10日のお昼に子猫を4匹産みました。

4・10 11:05-12:31 4匹出産  










朝5時頃から私たちの寝室まで来て鳴くので、その鳴き声で起されました。トゥンタオは普段入ってはいけない家には上がらないし、あまり鳴かないので産まれるのかな?と思いダンボールを用意し下の仕事場に置いてあげました。仕事場の椅子で休んでいたので「産む時は、この箱の中で産んでね。」と言うと11時頃箱へ移動、鳴いて私を呼ぶので見にいくとお腹をさすってくれとばかりに大きなお腹を突き出すので擦ってあげているうちに次々と4匹出産しました。出産中ゴロゴロと喉を鳴らし続け、幸せそうなトゥンタオ、トゥンタオは子育てしている時が一番嬉しそうで、避妊手術が間に合わなくてかわいそうなことをしたという私の後悔を吹き飛ばしてくれました。逆に言えば、日本で飼っている猫たちにこういうごく当たり前の幸せを与えてあげれなかったのだなと思いました。

みんなを養えるようホンの仕事の手伝いがんばります!!