3月11日に東北地方太平洋沖地震が発生してから明日で1週間。発生時、ちょうど神奈川の自宅にいる母とメールのやりとりをしており「今、地震発生中、今まで経験したことがないくらい大きい」とメールで報告を受けていましたが、ここまで2次的な被害が広がるとは考えてもいませんでした。電力・食料品や日用品の不足、中でも放射能への恐怖は、ここタイでも大きく報道され、テレビや町なかでは、日本への支援を呼びかける活動が広がっています。スーパーやイミグレーションでも地震・津波被害の募金箱が設置され、テレビのテロップには「スースー・イープン、スースー・チャオイープン!(頑張れ日本、頑張れ日本人!)」と視聴者からのメッセージが流れています。道で会う人、イミグレの係員にも「日本は大丈夫か、今日、義援金を送ったよ」「日本は負けないよ、だって世界一の発展国じゃないか」と声をかけられます。地震発生後から、ここ3、4日のチェンマイは、連日シトシトと雨が降り続き、どんより暗い空、寒さも戻ってきて13度、日本の被災地の様子や原発の最新状況を伝えるニュースへの不安が一層増して、心配しながら家族全員で見守っています。今は、消息の不明の方々の命が1人でも多く救われ、1日も早く安心できる生活を取り戻し、日本が元気になりますよう、、ここチェンマイから祈っています。そして、残念ながらお亡くなりになった方々のご冥福を心よりお祈りいたします。
+ニュース:今、日本では、”タイ大使館・領事館に連絡したいのにできない”、”帰国したいのにできない”といった、いわゆる訳ありのタイ出身の人が千葉県のみで約300人いるとソンラユッさんがインタビューア件キャスターを勤める昼間の番組で報道されていました。理由は、金銭的理由もあるようですが、いわゆるオーバースティが多いようで、まだまだ解決できていない不法滞在の問題がはっきりと浮き彫りになっているようです。