2010/10/29

小さな素材実験室建設~雨降って地固まるの巻~

 小さな素材実験室は、ほぼ完成となりました。
ここから先は、少しづつ自分たちの手で作っていきます。

ほぼ完成










思えば長い3ヶ月でした。
生い茂るバナナの木を8本ほど移植することから始まり、地面に埋まった以前の増改築の廃材コンクリートの塊をひとつひとつ掘り出し、重ね、塀を作りました。

整備前の裏庭










隣では、親戚のノックの子どもたちの遊び場建設がはじまりました。地面を固めるために土と砂を入れ、ホースで水をかけて固めていきます。私たちの素材実験室は、コンクリートの塊をかたずけた後に大量の土を敷き1ヶ月半かけて雨季の雨で地面をしっかり固めましたが、雨が降らなくなってしまったのでホースで水をかけ固めていきます。
隣には子どもの遊び場
真ん中に小さなプールができる予定












土、砂を敷き詰め水をかけ固めていく
大工さん。












幼稚園がお休みで退屈するノックの息子ノーンクン、工事の場所に入って遊んで危ないので隣の木彫工房の木馬を買ってきて貸してあげたらカウボーイごっこをはじめました。ネコが獲れたそうです。

2010/10/25

小さな素材実験室建設~リサイクルの巻~

ようやく、長雨が止み工事が再開しました。
チェンマイは、雨季が明けたのでしょうか。風が涼しくなり日差しがやわらかくなりました。



机の引き出しも白に塗装
 工事の様子を横目に実験室で使うために裏庭のゴミと化していた机や木の箱を出してきました。
ホンが小さい頃に使っていた勉強机は、汚れがひどかったので白に塗り替え、木の箱は釘が使わていない組木方式が用いられててその目が美しかったので、ホンが隣の木彫工房からshellac(シェラック・ラックカイガラムシの分泌物から得られる天然樹脂)を買ってきました。箱に鑢をかけ塗るとお醤油のようなとても香ばしい香りが漂い、仕上がりもとても高そうになりました。


子どもの頃に使っていた机
の足は、先が細くモダンな
デザイン。木の箱は、組木
方式で作られ、昔の職人さん
の腕の良さが感じ取れます。

2010/10/22

雨あがりの風景(タイ・チェンマイ)



雨に散ったブーゲンビリア



窓に映るヤモリの影


2010/10/15

小さな素材実験室建設~まだまだ現役の巻~

rendee designの小さな素材実験室の建設がはじまりました。
確かな仕事をするとおかぁさんが引き連れてきたのは、平均年齢65歳以上と思われる3人組。腰を曲げ、ヨロヨロと重いセメントの柱を運んだりしている姿を見ると、正直死んじゃうじゃないかと心配になりますが、、、、
 
平均年齢高そうな大工さん3人組。
おそろいのブルーのシャツが
なんともかわいらしい。












言葉どおり、あっという間に柱が立ち、屋根ができました。 
柱と屋根










しばらくすると、砂が運ばれてきました。

砂を運んできたトラック
 こちらの屋根の無い不思議なトラックも実に年齢高そうです。
前からみるとこんな感じ。

チェックのネルシャツに
パンタロンのジーンズ。
今日もかわいいです。
みんながんばって~!!


2010/10/14

命のできかた。

早朝、切り倒したココナッツの木の解体をするホンから「写真撮りにおいで。」と声をかけられて降りていくと、三つの房が並んでいました。一番右がココナッツの実ができる最初の段階です。房が破れ、白から緑に色が変わるのと同時に硬い殻に覆われたココナッツの小さな実が現れます。大きくなると人の頭を打ち破るほどの硬さに成長します。
右の房が破れ、真ん中の白い粒粒が表れ、
序々にココナッツの形に変わっていく。

小さな実験室建設では、何本ものバナナの木も移植したり解体したりしました。
バナナの木は、実だけでなく葉も、幹も全て使えます。葉は、肉やお菓子を包んだり、幹のやわらかい部分はスープで食べるとおいしいと大工さんが教えてくれました。花の部分は、パッタイ(タイ風焼きそば)の脇によく添えられています。その他、満月の行事ローイクラトンの灯篭流しで大活躍します。
解体されたバナナの木

2010/10/13

ココナッツ40年の命

仕事の合間に裏庭の整備を続けてきました。
ここに小さな素材実験室を建てます。
40年以上もこの場所で命を
育んできたココナッツの木




 








上を見上げると大きなココナッツの木、作業中に頭の上に実が落ちてくると命の危険があるため残念ですが、切り倒すことになりました。
夕暮れ鉈を手に切り込むホン。
まるで開拓猿?やや、開拓者。



 
 
切り倒されたココナッツの木

たくさんの実
まだまだ若い実もたくさん










このココナッツの木は40年以上前からこの場所にあったと言います。命を頂いた分、頑張らなくてはいけません。

2010/10/11

rendee design












We have pleasure in announcing that we are opening design business in ChiangMai, Thailand.

2010/10/10

今日もいたずら絶好調!

タイでの親戚関係は、日本より身近で親戚の子は自分の子同然です。
普段は町の家に住むこの2人も町から30分ほどのこの場所にある隣の家にちょくちょく帰ってきては、命をかけて駆け回り遊びます。
少し目を離した隙に仕事場に上がりこんで商品の石膏型を水に沈めたり、ペンキの缶を開けて庭中黄色に塗りたくったり、塗装したばかりの壁一面に絵を描いたり、、、。基本的に商品などの仕事関係の物に手を出したら思いっきり叱り、それ以外のいたずらは、大目にみることにしました。でも、後片付けは、しっかりさせます。
私は今、家族の中で一番厳しい大人です。

インターナショナルスクールに通う2人。
どんな大人になるのかな?